こんにちは。夕霧です。
今回は15世紀ヨーロッパ・フス戦争を題材にした漫画【乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ】
に登場する聖歌隊について解説します。
解説を始める前に本作がどんな漫画か知りたい方はこちらの記事もチェックしてみて下さいね🎵☟
それでは聖歌隊について解説していきます。
本作では主人公:シャールカ達少女が歌う聖歌隊が味方であるフス派の兵士やプラハ市民を勇気づける場面が描かれています☟
作品内ではシャールカ達少女聖歌隊が合唱するとまるで天使が舞い降りた様で、キリスト教徒でもあるチェコ市民やフス派の兵士達は感動する様子が描かれています😭
確かにクラッシック音楽の合唱を中世ヨーロッパの人が初めて聴いたとしたら、天使が舞い降りたみたいだと感じるでしょうね🎵
ところでフス戦争時代を舞台にしているこの漫画の時代に合唱隊って本当に存在したの?
今回はその疑問について調べてみました🧐
合唱音楽の歴史
クラッシック音楽において合唱が現れたのは、中世のオルガヌムが最初であると言われています。
9世紀の音楽理論書『音楽提要』(作者は不明)にその最古の例が見られます
簡単に説明するとこのオルガヌムというのは1人の人が聖歌を歌い、別の人がもう1人ハモって歌う感じの歌い方です。
このオルガヌムですが12世紀になると複数の人の声が独立して重なり合いながら歌う現在の合唱音楽に近い形式であるポリフォニーに発展します🎵
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカは15世紀ヨーロッパが舞台なのでシャールカ達の聖歌隊が本当に存在していた可能性は高いですね。
歴史を調べてみると、その時代にフス派によって歌われた汝ら神の戦士という聖歌が最も有名で現在でもチェコの国民的な歌として親しまれています🎵
聖歌隊が活躍するも…フス派は大ピンチを迎える!?
カトリック派騎士団を蹴散らしプラハを解放する事に成功したシャールカ達フス派義勇軍。
聖歌隊もプラハ市民から絶大なる人気を獲得し、まさに破竹の勢いとなりますが
本作第3巻では指導者:ヤン・ジシュカに思わぬ危機が迫ります…😱
続きが気になる方はぜひ乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ第3巻をチェックしてみて下さいね☟
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