こんにちは。夕霧です。
今回は主人公達が世代を超えて地動説を解き明かしていく漫画:チ。-地球の運動について–第2集を紹介したいと思います。
\表紙は第2集主人公:代闘士オグジーと隻眼の修道士:バデー二/
前巻(第1集)までのあらすじ
15世紀ヨーロッパ。P国(恐らくポーランド)にて神学を志す12歳の神童:ラファウは当時C教(恐らくキリスト教)から異端とされていた地動説を立証する為、隠れて天文学の研究を続けていた事が明るみになり、処刑されてしまう…
立証する事が困難になってしまったかに思えた地動説だが、ラファウが山へ埋め残した地動説の資料を掘り起こす者達が現れる!
果たして次にこの地動説に触れた者達が取る行動は如何に…!?
第2集のあらすじと見所
ラファウの処刑から10年後。P国にて民間の警備組織に所属し代闘士であった青年:オグジーは地動説を唱える異端者の警護護送中にひょんなことから地動説と関わりを持つことになってしまう💦
異端者からラファウが埋め残した地動説に関する資料を受け取ったオグジー。しかし天文学の知識が無く、資料の価値を生かしきれないと考えたオグジーは親友だった同僚の伝手を頼りに異端信仰で左遷された隻眼の修道士:バデー二にもとへと走ります!
果たしてオグジーとバデーニは地動説を立証出来るのか…!?
代闘士という仕事
決闘の代理人として本人の代わりに闘う代闘士という仕事は実際に中世ヨーロッパで存在していました。
当時は裁判の判決に決闘裁判というものが存在しており、「神は正しい者に味方する」「決闘の結果は神の審判」というキリスト教の信仰が背景にありました。
実際にオグジーの様なお金で雇った代闘士に決闘の代理人を頼むケースもあった様です💦
決闘で判決を決めるのもヒドイ話ですが、代理人も立てるなんて…とんでもない時代ですよね😰
当時の時代背景を考える
中世ヨーロッパのC教(キリスト教)の文化/教えでは世界が終わる日に神様が死んだ人間も全て生き返らせ、生きている人間も含めて天国へ行くか地獄へ行くか審判すると信じられていました。
チ。-地球の運動について-の作品において、異端者とみなされたものは2度目の違反で火刑にされます。
…つまりそれは最後の審判で復活する肉体が無くなり【無】になってしまう事を意味します😱
C教の教えに背いて地動説を研究する事はそれだけの重みがあるという時代背景を考えると本作の深みがより増して見えますね。
天文学の謎。逆行する火星の秘密
第2集で最も注目するポイントは逆行する火星の秘密です。
火星の軌道を観測するとある周期で真円を描かずに逆行する期間がある事が語られます。
太陽系の惑星である火星は必ず真円を描いて太陽の周りを回るはずなのに…地動説でもとに考えるとヘンですよね💦
しかし実はこの火星の逆行にこそ地動説を立証する鍵が隠されている事をオグジーとバデーニは発見します!
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