こんにちは。夕霧です。
今回は読み出すとその奥深さにハマってしまう剣術系漫画についてランキング形式で3作品紹介します🎵
戦国時代~幕末にかけて宮本武蔵だったり、近藤勇だったり色々な剣豪が登場しますが、果たして実際どんな技を使ったのか?真剣勝負とは一体どんなものだったのか?
入門編の国民的な漫画からマニアックなものまでランキング形式でTOP5まで御紹介します🎵
(※ランキングが進む毎にマニアック指数★が増えていきます)
それでは早速第5位から紹介します☟
第5位:るろうに剣心
マニアック度:★
これはもう言わずと知れた国民的剣術漫画ですね🎵
とは言っても若いZ世代以前の方は知らないとい方も居ると思いますので、まずはるろうに剣心がどんな漫画なのかを簡単に紹介致します。
ストーリー概要
るろうに剣心は、作者:和月伸宏さんによる日本の歴史剣劇漫画です。
明治時代初期の日本を舞台に、かつて討幕派長州藩の最強の暗殺者として恐れられたが、人を殺さないと誓った流浪人・緋村剣心の活躍と成長を描いています。
剣心は斬れない刀・逆刃刀を持ち、不殺の誓いを守りながらも、様々な事件や敵と戦っていきます。
るろうに剣心は1994年から1999年まで週刊少年ジャンプに連載され、全28巻(新書版)が発売されました。
その後、完全版や文庫版なども刊行されています。また、テレビアニメや劇場版アニメ、OVA、実写映画など様々なメディアミックスも行われており、多くのファンに支持されています。
作品の内容も分かり易く、子供から大人でも楽しめる作品です。
歴史に忠実!?新選組:斎藤一は本当に警察官だった
作品に登場する元新選組隊士:斎藤一ですが、彼が幕末から明治時代まで生き残り日本政府の警察官になったのは本当の話です。
ですがこれが人によって評価が分かれる所で、新選組(幕府側)から新政府側に寝返った裏切り者として考える人もいるので歴史ファンの中でも斎藤一の評価は分かれる所です….
ですが斎藤一は戊辰戦争【幕府軍と新政府軍の最終戦争】の際に不利な状況になった会津藩【幕府軍】側に味方して最後まで徹底抗戦した記録が残っており忠義に厚い人だったんだろうなと私は思います。
第4位:バガボンド
マニアック度:★★
こちらも有名漫画ですね🎵
スラムダンクの作者でもある井上雄彦さんによる作品です。
るろうに剣心に比べると少し内容が大人向けな印象があるバガボンド。作品のストーリーはこんな感じです☟
ストーリー概要
原作は吉川英治の小説『宮本武蔵』で、武豪・宮本武蔵を主人公として戦国末期から江戸時代の転換期、剣の時代の終わりがけを舞台にその青春期を描きます。
武蔵は数々の剣豪との出会いや戦いを通じて成長していきますが、その中でも最大のライバルとなるのが佐々木小次郎です。小次郎は生まれつき耳が聞こえないという斬新な設定で、剣によってのみ人との絆を築いていきます。
武蔵と小次郎は最終的に巌流島で決闘することになりますが、その結末はまだ描かれていません。この漫画は1998年から連載されていますが、2015年以降は休載が続いています。
単行本は現在37巻まで発売されており、累計発行部数は8200万部を記録している大ヒット作品です🎵
実は人生の失敗者!?反面教師の宮本武蔵
剣豪として日本一有名な宮本武蔵ですが、実は人生の人生の失敗者/反面教師でもあります💦
最強の剣豪:宮本武蔵。彼の夢は武芸者として日本全国を巡り真剣勝負で連戦した後に剣術の腕を売り込んで名のある大名の剣術指南役として仕官する事でした。
ところが…
宮本武蔵😏?
はん!どこの馬の骨とも分からん剣術バカなんぞ召し抱えてられるか(# ゚Д゚)
予想に反して大名達からは相手にして貰えませんでした….💦
この時代に最も有名な剣術家と言えば徳川幕府剣術指南役の柳生一門。宮本武蔵は全くの無名だったのです。
吉川英治さんが小説で宮本武蔵を描いたからこそ、現代になって宮本武蔵の知名度が上がってきたのですね🎵
今で例えると宮本武蔵は路上ライブをやりまくったけど、メジューデビュー出来なかったアーティストとか、テニスの市民大会で優勝しまくったけどプロになれなかったテニス選手みたいな感じです💦
好きだからといって何事もただ継続すれば良い訳じゃない。夢だけでは生きて行けないという事ですね😰
\バガボンドについてはこちらの記事もおススメです☟/
第3位:ツワモノガタリ
マニアック度:★★★
ツワモノガタリとは、新選組の隊士たちが、今まで戦った中で最強の相手について語り合う歴史剣術漫画です🎵
ストーリー概要
作者は細川忠孝さんで、監修は剣術家の山村竜也さんです。現代に復元された異流派剣術バトルを描いています。
主人公は一番隊組頭の沖田総司で、彼が語る最強の相手は神道無念流の芹沢鴨です。他にも、土方歳三や斎藤一などの新選組の面々や、桂小五郎や高杉晋作などの幕末の志士たちが登場します。
ヤングマガジンで連載されていましたが、2023年6月に完結しました。全8巻が発売されています。
各剣術流派それぞれの技が詳細に描かれている
江戸時代に入ると剣術は流派も増えて、それぞれの流派ごとに特色が出てきます。
有名所だと江戸三大流派である北辰一刀流/神道無念流/鏡新明智流。そして新選組の局長:近藤勇の天然理心流なんかが有名ですね!
闘うスタイルかそれぞれ流派によって違い、例えば気合を入れて声を出して闘う流派もあれば、敵に気配を読まれない様に声を出さない流派もあります。
流派ごとの闘い方が丁寧に描かれているのが、ツワモノガタリは読みごたえがあります!
第2位:アサギロ
マニアック度:★★★★
ebook japanなら期間によってはアサギロ1巻~3巻まで無料で読めるキャンペーンを実施している事もあるのでオススメですよ☝
ストーリー概要
こちらも新選組を題材にした漫画です。
作者はヒラマツ・ミノルさんで、ゲッサンにて2009年から連載中です。主人公は沖田総司で、彼が12歳の時に白河藩の剣術指南役との御前試合で勝利したことから物語が始まります。
白河藩の江戸屋敷に住む足軽の次男だった沖田総司(実際は長男だが婿養子が沖田家を継いでいる)。9歳より天然理心流を学び、12歳で白河藩の剣術指南番の村上と試合をして勝利します。
ところが大変な事に村上は少年である沖田総司に負けた事が不名誉だとされ白河藩の役人に切腹を命じられます😱
村上が切腹する際の介錯人となったが沖田総司でしたが、村上が自身の腹を切る前に首を斬ってしまいその不手際により白河藩の牢屋に投獄されてしまいます…
江戸時代の慣習として腹を切るって死ぬ事は武士として誇らしい事であり、ただ首を斬られるのは罪を犯した罪人だという考えがあったのです😰
つまり沖田総司は村上の武士として誇りを汚したと非難されたのです💦
その後、島崎勝太(後の近藤勇)に解放され命を救われた沖田総司は山南敬助や土方歳三などの新選組の仲間達と出会い、新選組の結成や活動を追いながら、沖田の成長や苦悩、そして幕末の激動の時代を描いています。
時代描写がリアル
たかが剣術の試合に負けただけで切腹させられたり、下らない理由で殿様から一晩中、剣術の素振りをさせられたりと、当時の武家社会の理不尽さがリアルに描かれているのがアサギロという漫画の特徴です。
リアルな幕末社会文化を読みたい方にオススメの漫画です!
第1位:シグルイ
マニアック度:★★★★★
グロテスクなシーンが多いですが、不思議と作品に引き込まれます!
ストーリー概要
シグルイは南條範夫の時代小説『駿河城御前試合』を原作とした歴史剣術漫画です。作画は山口貴由さんで、チャンピオンREDにて2003年から2010年まで連載されました。
全15巻が発売されています。シグルイの物語は、寛永6年に駿河城で行われた真剣御前試合の第一試合を中心に展開されます。
真剣勝負で負けた方は死ぬという命懸けの試合は当時異例の事でした!
その試合で対決したのは、片腕の剣士・藤木源之助と盲目の剣士・伊良子清玄です。
両者には7年前からの因縁があり、濃尾無双と呼ばれた剣豪・岩本虎眼の門下生として出会い、師や仲間を失った過去があります。
凄惨な殺し合いの中で、彼らは互いに最強の相手と認め合い、武士道の真髄を見つめます。シグルイは「武士道は死狂ひなり」という『葉隠』の一節に由来するタイトルで、残酷な描写や劇画調の絵柄が特徴的な作品です。現代に復元された異流派剣術バトルが見どころです。
実はあの人気漫画のモチーフになっていた!シグルイの魅力
HUNTER×HUNTERの作者である冨樫義博さんが幻影旅団:ヒソカvsクロロの決闘を描く際に参考にしたのがこのシグルイなのだとか!
冨樫義博さんが参考にされたのも納得です。真剣勝負で勝つ為の執念というか、異常な程の勝利への渇望はこの漫画独特の世界観があって、恐ろしいながらも読みだすと止まらなくなり、マニアックな剣術漫画が読みたい方にはオススメです!
最後にまとめ
勝利する為に必要な努力はしなければならないけれど、物事にのめり込み過ぎて自分の人生を見失ってはいけない。
剣術漫画は現代の競争社会とも共通する部分があって学ぶ事が多い作品ばかりです🤔
今回紹介した5作品を気になった方は是非読んでみて下さいね☟
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