こんにちは。夕霧です。
今回は2024年に私が読んだ歴史漫画の中でおススメの作品を紹介致します。
やっぱり私の一番好きなジャンルは歴史漫画。
人それぞれ好みの漫画ジャンルは違うと思いますが、私の好きな専門ジャンルと言えばやはりこれ。
2024年に私が読んだ歴史漫画の中から下記の独断的選考基準で2025年1月のおススメ漫画を選んでみました🎵
それでは解説していきましょう☟
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ は、15世紀のボヘミア王国を舞台にした歴史漫画です。
宗教改革の端緒となった「フス戦争」を背景に、家族を殺された少女が銃(ピーシュチャラという笛の様な銃)を手に取り、反カトリックの戦いに身を投じていく姿を描いています。
物語の舞台と設定
舞台は15世紀、カトリックとフス派が対立するボヘミア王国。
主人公のシャールカは、カトリック派の襲撃で家族を惨殺され、たった一人で生き残ります。
そんな彼女を、フス派の英雄ヤン・ジシュカが救い出し、兵士として育て上げます。
主な登場人物
- シャールカ: 家族を殺された悲しみを胸に、復讐と生き残るために戦う少女。
- ヤン・ジシュカ: フス派の英雄であり、戦略家。シャールカを兵士として育て上げる。
物語の流れ
シャールカは、ヤン・ジシュカの指導のもと、ピーシュチャラを操り、数々の戦場を生き抜いていきます。
最初はただ生き残りたいという思いだけで戦っていたシャールカですが、仲間との絆を深め、次第にフス派の理念に共感していくようになります。
過激な性暴力描写が多いのが難点ですが…💦
フス戦争というこれまであまり描かれてこなかった時代を描いた点は高評価です🎵
卑弥呼 -真説・邪馬台国伝-
卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- は、歴史漫画でありながら、フィクションと史実を巧みに織り交ぜ、古代日本の謎に満ちた時代を舞台に、壮大な物語を展開されます。
物語の舞台と設定
舞台は3世紀の倭国。群雄割拠の時代、百余の国が互いに争い、人々は殺し合い、生き残るために必死になっていました。そんな中、主人公のヤノハは、己の生き残りだけに執念を燃やし、必死で戦い生き延び、やがてクマの国の巫女見習いになっていきます…
主な登場人物
- ヤノハ: 主人公。生き残るために戦い、やがて陰謀の渦に巻き込まれていきます。
- ヌカデ: 腕の立つ戦女。生き残るため、ヤノハに味方する。
- トメ将軍: 古のサヌ王の名の下、武力による倭国統一を目論む日下国の将軍。
謎多き邪馬台国と卑弥呼の生涯。歴史ファンとして知りたい事は山ほどありますが、漫画作品として完成されたものが少なく。本作の希少価値は高いです🎵
アド・アストラ ―スキピオとハンニバル―
物語の舞台と設定
紀元前3世紀、台頭著しい共和政ローマを恐怖の底に突き落とした男がいました。ハンニバル・バルカ──ローマ史上最大の敵となった怪物と、彼からローマを守った英雄プブリウス・コルネリウス・スキピオ。同時代を生きた二人の戦いが幕を開けます!!
主な登場人物
- スキピオ: 古代ローマの将軍。第二次ポエニ戦争でハンニバルと対決し、ローマの勝利に貢献した人物として知られています。
- ハンニバル: カルタゴの将軍。劣勢の軍を率いながらもアルプス越えなど、革新的な戦術を用いてローマを苦しめます。
世界的に名将として知られるハンニバル。どこまでも冷静な彼で敵の心理の裏を突く彼のカッコよさが良く表現されている作品です🎵
イサック
17世紀のヨーロッパを舞台にした、日本人傭兵の壮絶な物語
17世紀、カトリックとプロテスタントが激しく対立し、30年戦争と呼ばれる大規模な戦いが繰り広げられていた神聖ローマ帝国。この混乱の中、一人の日本人、傭兵イサックが姿を現します。
復讐のためにヨーロッパへ
イサックは、ある目的を持って日本を離れ、ヨーロッパへと渡ってきました。それは、かつて自分を裏切った仇を討つこと。オランダを経由し、様々な戦場で傭兵として戦いながら、仇を追いかけます。
卓越した火縄銃の腕前
イサックは、日本人ならではの卓越した火縄銃の腕前を活かし、数々の戦場で活躍します。その非凡な才能は、周囲の人々を驚かせ、畏敬の念を抱かせます。
主な登場人物
- イサック: 日本人傭兵。火縄銃の名手。敵討ちの為にヨーロッパへと渡る
- ロレンツォ: イサックの仇敵。イサックと同じく火縄銃の使い手。
この時代の日本人傭兵の物語は漫画で描かれる事が今までなかったので、独自性は高評価にしました🎵
絵のタッチも見事で和と洋の中世ヨーロッパ文化を見事に表現しているので、是非読んで頂きたい作品です。
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レイリ
戦国時代の闇を生きる少女の物語
『レイリ』は、戦国時代を舞台に、家族を亡くし、生きる希望を失いかけた少女・レイリが、武田信玄の孫・武田信勝の影武者として成長していく物語です。
物語のあらすじ
長篠の戦いの混乱時に足軽兵達の略奪により家族を皆殺しにされたレイリは、生きる意味を見失い、「死にたい」という願望を抱きます。
しかし、武田軍の家臣・岡部丹波守に助けられ、武田信勝の影武者として生きる道を選びます。
剣術の才能を見出されたレイリは、信勝の影武者としての訓練を受け、次第に強くたくましく成長していきます。
しかし、武田家は衰退の一途を辿っており、レイリは厳しい戦場を生き抜く中で、生と死、愛と憎しみ、そして自分自身の存在意義について深く考えさせられます。
信勝との絆を深めながら、レイリは武田家のために戦い、成長していく一方で、自身の過去と向き合い、生きる意味を見出します。
信勝の影武者となった直後からレイリは恐ろしい事態に見舞われ、序盤からハラハラする展開に続きが気になる作品です。
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墨攻
非攻の思想を貫き、城を守る墨者たちの物語
春秋戦国時代の中国を舞台に、平和を愛し、決して人を傷つけないことを信条とする墨家の一員、革離(かくり)が、弱小国の小さな城を、圧倒的な兵力で攻めてくる大国・趙の軍勢から守るために奮闘する物語です。
あらすじ
燕国の小さな城・梁城は、趙の大軍に包囲されてしまいます。絶体絶命のピンチに、梁城の城主は、非攻の思想を貫き、人を傷つけずに城を守ると誓う墨者に援軍を求めます。
…しかし梁城の援軍に駆けつけたのは革離(かくり)という墨者という男一人だけだったのです💦
梁城は絶対絶命!…と思われましたが、なんと革離は城壁の強化や奇想天外な仕掛けを用いて、趙軍の攻撃を次々と打ち返します。
これなら趙軍を退けられる!…となれば良いのですが、流石にそうはいかず趙軍の総大将・巷淹中(こうえんちゅう)も革離の策略を見抜き、巧みに対抗してきます💦
革離は武力だけでなく、知恵と工夫を凝らした戦いを繰り広げ、城を守り抜こうとします。
しかし、圧倒的な兵力差の前に、革離の体は徐々に追い込まれていきます。
果たして革離は梁城を守り切る事が出来るのか..!?
主な登場人物
革離(かくり):主人公。非攻の思想を貫く墨家の一員。梁城を守り、趙軍と対峙する。知略に長け、平和を愛する心を持つ。卓越した戦略家であり、持ち前の冷静さで危機を切り抜ける。
巷淹中(こうえんちゅう):趙軍の将軍。冷徹で残忍な性格。梁城を陥落させるためにあらゆる手段を用いる。卓越した軍事力と狡猾な戦略を持ち、革離の最大の敵となる。
蔡丘(さいきゅう):燕の農夫。革離を慕い、彼を支える。心優しく勤勉。革離の思想に共感し彼の戦いを陰ながら支える。
墨攻は2006年に中国で実写映画化されている隠れた名作でもあります☟
“youTube 墨攻字幕版より引用”
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最後にまとめ
今回は私、夕霧が2024年に読んだ歴史漫画の中からマイナーだけれどおススメしたい漫画を6選紹介させて頂きました。
歴史漫画に興味がある方はこちらの記事もおススメです🎵
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最後まで御読み頂き有難う御座いました。
またの御訪問をお待ちしております🎵
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